弱った酔っ払い
久しぶりに風邪をひいた。
子供の頃はよくひいていた風邪も、大人になれば珍しくなる。
本当にいつぶりかわからない風邪をひいた。
喉には激痛が走るし、鼻は詰まる、頭はぼーっとするし、体も痛い。
こんなに苦しいものだったことも忘れていた。
今日は飲み会があった。
風邪もひいてるし、お酒も入ってる。
火鍋を大量に食べたからかお腹もきつい。
苦しいからか、、こんな事をたらたら文章にし始めている。
私が今感じている苦しみなんて他からみたら大したことないだろう。
私が生きてきた道も、言葉にすればなんの価値もない。
私は一人でいることが苦手だし、お酒が入ると余計誰かと話したくなる。空を見上げて。自分と向き合う為にも、誰かの経験と知識で心を満たしていたい。
孤独も苦しみも私に与えられたものなら乗り越えたい。
何もない自分の心がいつか動き出すことを願っている。
自分の正しさを見つける為に、間違い続けていく。
自分が小さくて情けなくて、それでも幸せになりたくて、熱を出して苦しんでいく。
何もかも手放して一人になって、自分で空けたた穴を埋める方法も知らずに生きていく。
世間知らずの小娘には生きていく力なんて少しもない。脳みそを麻痺させて知らないふりして生きていくしかない。
痛んだ野菜をむしり取って捨てるくらい簡単に生きて生きたいと思ってしまった。
風邪をひいた酔っ払いは弱々しくていけない。